必要な物だけを持ち歩く
全部持ち歩いていた
手ぶら通勤を始める前は、鞄や財布に入っているものはその日の予定に関係なく毎日同じものが入っていました。入れっぱなしにしていたという方が正しいかもしれません。例えば鞄には営業予定の有無に関わらず名刺が入っていたり、過去に使用した携帯電話の充電ケーブルが入っていたりしました。財布も同様で、その日に借りる予定は無いのにレンタルDVD屋の会員カードや、車を運転する予定が無くても運転免許証を入れっぱなしにしていました。
その日に必要な物だけを持ち歩く
手ぶら通勤を始めてからは鞄を持たないため、荷物を厳選する必要がありました。鞄を持たないということはスーツのポケットに収まる荷物しか持ち歩けない訳ですが、夏場はジャケットも着ていなかったためさらにポケットの数が減り、荷物をポケットに収めるのに最初は苦労しました。荷物をポケットに収まるためには持ち物のサイズを小さくすることも有効でしたが、持ち物を少なくする方が簡単に実行できました。持ち物を少なくしようとすると、自然にその日必要な物だけを持ち歩くようになりました。
最小限よりも最少限
手ぶら通勤の最初は持ち物を厳選する「最少限」から取り組むのが簡単でいいと思います。まずは、普段使っている鞄の中身を全て出して机の上に並べてみましょう。最後に使ったのがいつかわからない物が出てくるでしょう。明日必要な物以外は鞄から出して明日一日を過ごしてみてください。普段鞄に入れてある物が無くても問題なく過ごせるはずです。
忘れ物が減った
持ち物をその日必要な物だけにしたことで忘れ物が減りました。なぜなら持ち物を用意する時に、一日の予定を確認してその予定ごとに必要な物を考えなければならないからです。以前は鞄の中に「入れていたつもり」で実は入っていなかったこともありましたが、今ではそのようなことは無くなりました。
身軽になった
最少限の持ち物で過ごすことはとても快適です。特に混雑した通勤電車では鞄が無く、両手が常に自由で乗り降りがスムーズにできるところが私は気に入っています。一度この快適さを体験すると、たまに仕事で鞄を持つ時に煩わしく感じます。みなさんも一度手ぶら通勤を試してみてはいかがでしょうか。